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概要:[オタワ 1日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)のマックレム総裁は1日の上院委員会で、インフレに対応するため追加の大幅利上げも排除しない考えを示した。 議会証言後の質疑応答で、利上げによって経
[オタワ 1日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)のマックレム総裁は1日の上院委員会で、インフレに対応するため追加の大幅利上げも排除しない考えを示した。
議会証言後の質疑応答で、利上げによって経済に減速の兆しが見られつつあるものの、依然として需要過多の状態だと指摘。
「今後について、われわれは金利の上昇が必要という見方を示してきた。通常より大幅な措置かもしれないし、より標準的な措置になる可能性もある。ただ、われわれはまだ先があると依然考えている」と述べた。
カナダ中銀は先週、市場予想を下回る50ベーシスポイント(bp)の利上げを決定し、今後3四半期に経済が停滞するとの見通しを示した。
インフレ率はピーク時の8.1%から6.9%に鈍化したが、中銀の目標である2%の水準はなお大幅に上回っており、基調的なインフレ圧力は広範囲に及んでいる。
マックレム氏は「われわれの責務は物価安定であり、その責務(達成)には程遠い」との見方を示した。
また「高インフレを前回経験した時から長い時間が経っており、高インフレが社会構造をむしばむことを改めて認識しつつある」とし、「高インフレは人々を怒らせ、人々は損をしていると感じる。それがインフレの大きな問題の一つであり、インフレを低下させなければならない重要な理由だ」と述べた。
これより先に行った証言では、高止まりするインフレに対応するため一段の利上げがなお必要との考えを示した。
利上げは「終わりに近づいているが、まだ終わりではない」と発言。
「(金利が)今後どの程度上昇するかは、需要を減速させるため金融政策がどのように機能しているかや供給面での課題がどのように解決されているか、現行の引き締めサイクルがインフレとインフレ期待にどう影響しているかに左右される」と説明した。
「利上げ効果が経済全体に広がるには時間がかかる。物価を安定させるための簡単な方法はない」と述べた。
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