简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:任天堂は8日、2023年3月期(通期)の連結業績予想について、営業利益を前年比15.6%減の5000億円のまま据え置くとともに、純利益を従来の3400億円から同16.3%減の4000億円に上方修正した。ゲーム機の販売計画は下方修正したものの、好調なソフトの販売や円安による押し上げ効果を織り込んだ。
11月8日 任天堂は8日、2023年3月通期の連結業績予想について、営業利益を前年比15.6%減の5000億円のまま据え置く一方で、純利益を従来の3400億円から同16.3%減の4000億円に上方修正した。
[東京 8日 ロイター] - 任天堂は8日、2023年3月期(通期)の連結業績予想について、営業利益を前年比15.6%減の5000億円のまま据え置くとともに、純利益を従来の3400億円から同16.3%減の4000億円に上方修正した。ゲーム機の販売計画は下方修正したものの、好調なソフトの販売や円安による押し上げ効果を織り込んだ。
IBESがまとめたアナリスト23人による営業利益の予測平均値は5878億円だった。
家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売計画は従来の2100万台から1900万台に引き下げた。会見した古川俊太郎社長は、7─8月の半導体不足で「年末商戦向けのハードの生産に深刻な影響を受けた」と説明。計画通りに生産できなかったとした上で、9月以降は徐々に回復しており「10月以降は急ピッチでキャッチアップすべく生産をしている」と語った。
ソフトの販売計画は従来の2億1000万本のまま据え置いた。「スプラトゥーン3」が好調な上、下半期は「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」などの人気シリーズの発売も控えているが、古川社長は年間売り上げに占める割合が大きい年末の販売状況を見極める考えを示した。
売上高は1兆6000億円から同2.7%減の1兆6500億円に、経常利益は4800億円から同16.5%減の5600億円に上方修正した。1ドル=115円、1ユーロ=125円としていた前提為替レートはいずれも135円に見直した。円安で部材コストが上昇しているが、値上げの予定はないという。
期末配当予想は1株109円とした。同社は10月、1対10の株式分割を実施している。
併せて発表した4─9月期の連結営業利益は、前年同期比0.2%増の2203億円だった。スイッチの販売実績は668万台で、前年同期の828万台から減少した。「スプラトゥーン3」などが好調なソフトの販売は9541万本で、同9389万本から増加した。円安も手伝い経常利益と純利益は四半期、上期ともに過去最高となった。
任天堂はこの日、ディー・エヌ・エーと合弁会社を設立することも発表した。両社は既に業務・資本提携を締結しており、古川社長は「パートナーシップ、デジタル化をより強化していく」と語った。今後の取り組みについては詳細を明らかにしなかった。
(佐古田麻優 編集:久保信博)
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。