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概要:[メキシコ市 10日 ロイター] - メキシコ中央銀行は10日、政策金利を市場予想通り0.75%ポイント引き上げ、10.00%とした。この幅での利上げは4回連続で、金利水準は再び過去最高を更新。ただ今回の決定は全会一致ではなく、引き締めサイクルが今後どの程度積極的に進められていくかは不透明になった。
メキシコ中央銀行は11月10日、政策金利を市場予想通り0.75%ポイント引き上げ、10.00%とした。8月9日、メキシコ市で撮影(2022年 ロイター/Henry Romero)
[メキシコ市 10日 ロイター] - メキシコ中央銀行は10日、政策金利を市場予想通り0.75%ポイント引き上げ、10.00%とした。この幅での利上げは4回連続で、金利水準は再び過去最高を更新。ただ今回の決定は全会一致ではなく、引き締めサイクルが今後どの程度積極的に進められていくかは不透明になった。
これまでの利上げは5人の政策委員が全会一致で決定してきたが、今回はエスキベル副総裁が0.50%ポイントの利上げを提案した。
エスキベル氏は先月ロイターに対し、現在の利上げサイクルにおける政策金利の最終到達点(ターミナルレート)は10─10.25%との見方を示していた。これに対し、中銀が実施したアナリスト調査で示されたターミナルレート予想は10.50%。
中銀は今後の会合で実勢に基づいて利上げ幅を評価していくと表明。インフレ率は2024年第3・四半期に目標の3%に収束するとの見通しを改めて示した。ただ「展望期間内のインフレの軌道に影響を及ぼす可能性のあるリスクのバランスは依然として上方に偏っている」とした。
中銀はインフレに対応するため、21年6月以降、合計6%ポイントの利上げを実施。今回の利上げの数時間前にロペスオブラドール大統領が記者会見で、利上げで経済が減速しかねないと警告していた。
ゴールドマン・サックスのエコノミスト、アルベルト・ラモス氏は、今年最後となる12月15日の会合での利上げ幅は0.50%ポイントになると予想。キャピタル・エコノミクスのシニア新興市場エコノミスト、ジェイソン・テュビー氏は、今回の決定が全会一致でなかったことで「中銀のタカ派姿勢が弱まりつつある可能性」が示されたと指摘。「引き締めサイクルが終了に近づいている可能性がある」と述べた。
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