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概要:米国株式市場は、続伸して終了した。10月の米消費者物価指数(CPI)伸びが鈍化したことで米利上げペースが減速するとの観測で上昇した前日の流れを引き継いだ。
[11日 ロイター] - 米国株式市場は、続伸して終了した。10月の米消費者物価指数(CPI)伸びが鈍化したことで米利上げペースが減速するとの観測で上昇した前日の流れを引き継いだ。
米国株式市場は、続伸して終了した。10月の米消費者物価指数(CPI)伸びが鈍化したことで米利上げペースが減速するとの観測で上昇した前日の流れを引き継いだ。
主要3指数のうち、ナスダック総合とS&P総合500種は大きく上昇。ダウ工業株30種はヘルスケア株の下落が重しとなり、上げ幅は限定された。
インガルス・アンド・スナイダー(ニューヨーク)のシニア・ポートフォリオ・ストラテジスト、ティム・グリスキー氏は「昨日の流れが続いた」とし、様子見姿勢を取っていた投資家が買いを入れていると指摘。市場はある意味で底入れした可能性があるとしながらも「最高値更新にはまだほど遠い水準にある」と述べた。
この日は、暗号資産(仮想通貨)交換業者FTXが米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表。市場はやや神経質になった。
ただそれでもアマゾン・ドット・コムは4.3%上昇。アップルとマイクロソフトも1%を超えて上昇し、ナスダックの上昇を主導した。
一方、医療保険最大手ユナイテッドヘルス・グループが4.1%下落し、ダウの重しになった。
S&P主要11セクターでは6セクターが上昇。エネルギーが3.07%、通信サービスが2.48%、それぞれ上昇した。
S&Pグロース指数は1.6%高、バリュー株指数は0.3%高。
週足ではS&Pが5.9%、ダウが4.15%、ナスダックが8.1%、それぞれ上昇。
S&P総合500種では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.7対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は135億株。直近20営業日の平均は120億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 33747.86 +32.49 +0.10 33797.7 33817. 33394.
5 96 43
前営業日終値 33715.37
ナスダック総合 11323.33 +209.18 +1.88 11124.7 11352. 11069.5 43 83
前営業日終値 11114.15
S&P総合500種 3992.93 +36.56 +0.92 3963.72 4001.4 3944.88 2
前営業日終値 3956.37
ダウ輸送株20種 14554.55 +301.15 +2.11
ダウ公共株15種 927.43 -11.71 -1.25
フィラデルフィア半導体 2754.90 +82.39 +3.08
VIX指数 22.52 -1.01 -4.29
S&P一般消費財 1130.23 +27.16 +2.46
S&P素材 510.85 +5.88 +1.16
S&P工業 840.90 -0.87 -0.10
S&P主要消費財 765.85 -1.08 -0.14
S&P金融 595.51 +4.65 +0.79
S&P不動産 242.70 -0.26 -0.11
S&Pエネルギー 716.02 +21.28 +3.06
S&Pヘルスケア 1550.40 -20.10 -1.28
S&P通信サービス 166.45 +4.02 +2.48
S&P情報技術 2327.40 +39.45 +1.72
S&P公益事業 345.24 -4.00 -1.14
NYSE出来高 11.75億株
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 28120 - 150 大阪比
シカゴ日経先物12月限 円建て 28120 - 150 大阪比
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