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米国株見通し：底堅い値動きか、地政学リスク後退なら買い再開
概要：（14時20分現在）S&P500先物 3,989.50（-2.2）ナスダック100先物 11,856.10（-15.0）米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は3
（14時20分現在）
S&P500先物 3,989.50（-2.2）
ナスダック100先物 11,856.10（-15.0）
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は30ドル安。
米長期金利は下げ渋り、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
15日の主要3指数は反発。
後半にやや失速する場面もあったが、その後は持ち直し、ダウは56ドル高の33592ドルとプラスに転じた。
北大西洋条約機構（NATO）加盟国のポーランドでミサイル着弾により2人が犠牲になったと報じられ、地政学リスクを警戒した売りが下げを主導。
ただ、この日発表された低調な生産者物価指数（PPI）のほかホームデポ、ウォルマートの好業績により消費関連を中心とした買いが相場を支えた。
本日は底堅い値動きか。
今晩発表の小売売上高が想定通り堅調なら、減速懸念の後退で前日の買いが継続。
インフレのピークアウトへの思惑が広がるなか、FRBの引き締め加速の警戒がさらに後退し、幅広い買いを後押ししよう。
エヌビディアが好決算ならハイテク関連への買いが指数を押し上げる可能性があろう。
一方、ポーランドに着弾したミサイルについて、ロシアから発射された可能性が低下すれば、安心感から買いは再開しそうだ。
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