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概要:東京株式市場で日経平均は、前営業日比97円73銭安の2万7930円57銭と、反落して取引を終えた。米ハイテク株安を受けて半導体関連株が軟調に推移し、指数を押し下げた。半面、百貨店株や空運株など内需のリオープン(経済再開)銘柄がしっかりで、相場を下支えした。強弱材料が混在する中で日経平均は小動きが続き、値幅は120円程度にとどまった。
[東京 17日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比97円73銭安の2万7930円57銭と、反落して取引を終えた。米ハイテク株安を受けて半導体関連株が軟調に推移し、指数を押し下げた。半面、百貨店株や空運株など内需のリオープン(経済再開)銘柄がしっかりで、相場を下支えした。強弱材料が混在する中で日経平均は小動きが続き、値幅は120円程度にとどまった。
11月17日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比97円73銭安の2万7930円57銭と、反落して取引を終えた。写真は2020年10月、東証で撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)
前日の米株市場では、主要3指数がそろって下落。この流れを引き継ぎ日経平均も軟調にスタートした。特に半導体関連株の下落が目立ち、相場の下げを主導した。前日の米市場でマイクロン・テクノロジーの供給削減を嫌気してフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が4%超安となり、半導体関連株売りにつながった。
一方、百貨店株などリオープン(経済再開)銘柄は堅調に推移した。前日に発表された10月の訪日外国人旅行者数が9月から2.4倍となり、「訪日客数が増加していることが好感された」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。
米物価統計の公表を経て、足元の日本株市場は「次の材料待ち」(別の国内証券・ストラテジスト)との声も聞かれる。目先の日経平均は節目の2万8000円を挟んで一進一退の展開が続くという。
T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー・浪岡宏氏は、今後の物色動向について「値がさのハイテク株が全体の重しになるリスクがあるが、機械銘柄では日本への工場回帰の現象もみられ、設備投資拡大の期待などポジティブな材料もある」と指摘。製造業の中でも物色の選別が進む可能性があると話した。
TOPIXは0.15%高の1966.28ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆8010億2500万円だった。東証プライム市場指数は前営業日比0.15%高の1011.77ポイントだった。東証33業種では、陸運業、空運業、不動産業など22業種が値上がり。非鉄金属、鉱業、電気機器など11業種は値下がりした。
個別では、レーザーテックが商いを伴って下落し、8%安となった。東京エレクトロンは2%安、アドバンテストは3%安と軟調に推移。
三越伊勢丹ホールディングスは5%高、松屋は4%高と堅調だった。
プライム市場の騰落数は、値上がり1279銘柄(69%)に対し、値下がりが489銘柄(26%)、変わらずが68銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27930.57 -97.73 27952.21 27,910.01─28,029.62
TOPIX 1966.28 +2.99 1962.79 1,962.79─1,972.75
プライム指数 1011.77 +1.52 1010.46 1,010.22─1,015.05
スタンダード指数 1011.48 +3.96 1006.89 1,006.89─1,012.16
グロース指数 1003.68 -1.23 996.01 996.01─1,004.15
東証出来高(万株) 106905 東証売買代金(億円 28010.25)
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