エアビーCEOの自宅寝室に0円で泊まれる…おまけにクッキーも焼いてくれる

エアビーアンドビーのブライアン・チェスキーCEOは、｢私にできるなら、あなたにもできる｣ということを示すため、自分の寝室を宿泊先リストに掲載したという。

Mike Segar/Reuters

• エアビーアンドビーのCEOであるブライアン・チェスキーは、サンフランシスコの自宅の寝室を同社の宿泊先リストに掲載した。

• チェスキーは宿泊費は請求しないとしていて、予約は2023年3月まで埋まっているという。

• チェスキーはゲストとホストのための保護プログラム｢AirCover｣のアップグレードを知ってほしいと思っている。

エアビーアンドビー（Airbnb）のCEOであるブライアン・チェスキー（Brian Chesky）は、サンフランシスコの自宅の寝室を同社の宿泊先リストに掲載した。宿泊は無料で、滞在中はチェスキーが一緒に過ごし、クッキーを焼いてくれるという。

チェスキーは2022年11月16日、｢私はこの家に住んでいるのだからここにいることになる｣と自身のツイッター（Twitter）にアップした動画の中で話しており、その動画の中では彼が自宅を撮影する様子が映っている。｢15年前にもやったし、またやるつもりだ｣とも話している。15年前のできごととは、エアビーアンドビーの初期、当時のルームメイトで同社の共同創業者であるジョー・ゲビア（Joe Gebbia）と一緒に、サンフランシスコのアパートでエアマットレスを貸し出していたことを指している。

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その動画には愛犬と一緒に階段を下り、リビングルームと今回貸し出す予定のベッドルームを撮影するチェスキーの様子が映っている。

Introducing the Airbnb 2022 Winter Release pic.twitter.com/SECocjFg4T

— Brian Chesky (@bchesky) November 16, 2022

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チェスキーは2022年11月16日の｢CBSモーニングス（CBS Mornings）｣のインタビューで、エアビーアンドビーでホストをするのは、｢エアビーアンドビーの創業者である私ができるのなら、あなたにもできる｣ということを示すためだと語った。

宿泊先リストによると、今回、ゲストはスイートルームを使うことができるという。｢本当に素敵なベッドルームだ。そこにはエアビーアンドビーの歴史が少しだけどある。私が焼きたてのクッキーを振る舞うし、一緒にジムに行ったり、公園に散歩に行こう。楽しいことがたくさん待っている｣ とチェスキーはCBSのインタビューで話している。

億万長者の設定した宿泊料金は0ドルだ。エアビーアンドビーの広報担当者がInsiderに話したところによると、この部屋はすでに2023年3月まで予約で埋まっているという。ただし、担当者は今後さらに多くの予約可能な日程が加えられるだろうと話している。

サイト内では、世界地図を背景にした大きなベッド（｢本物のマットレスの｣クイーンサイズ）、2つのクローゼット、机、ひじ掛け椅子などが紹介されている。またゲストはフルバスルーム、キッチン、リビングルームも利用できるという。

チェスキーは、エアビーアンドビーのゲストとホストのための同社の保護プログラム｢AirCover｣のアップグレードを薦めている。｢AirCover｣のアップグレードには、ゲストの本人確認や不審なパーティーの予約を確実にブロックする技術が含まれている。同社は他にも新しいホストのための1対1のガイダンスサービスなどの新機能も発表した。

チェスキーはそれほど心配する必要はないだろう。彼は宿泊先紹介の中で、家に防犯カメラを設置するが、ゲストの｢個人的なプライベートな場所｣には設置しないとしている。また、家には24時間体制で警備員を配置しており、彼らは｢みんな素晴らしい｣と話している。

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［原文：For $0, you can now book a room in Airbnb CEO Brian Chesky's home. He'll even bake you cookies.］

（翻訳：大場真由子、編集：Toshihiko Inoue）