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概要:[マドリード 23日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は23日公表したスペイン経済報告書で、来年に経済成長率が1.2%に鈍化し、コロナ禍前水準を回復するのは2024年になるとの見通しを示した。
[マドリード 23日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は23日公表したスペイン経済報告書で、来年に経済成長率が1.2%に鈍化し、コロナ禍前水準を回復するのは2024年になるとの見通しを示した。
今年についてはエネルギー価格高騰などの多くの下振れリスクを指摘しながらも、10月時点の成長見通し4.3%から4.6%に上方修正した。労働市場の強さや観光業などの好調を理由とした。欧州連合(EU)の復興基金からの拠出が経済を下支える効果も指摘。来年もユーロ圏の平均は上回る見込みという。
IMFのスペイン調査団責任者ドラ・イアコバ氏は記者団に「われわれは統計上の景気後退(リセッション)は想定しない」と指摘。「ただし、今年第4・四半期と来年第1・四半期については成長率がゼロ近辺になるだろう」と警告した。
報告書によると、今後の成長減速は生活費増大に伴う消費者信頼感急落や弱い需要が背景。物価上昇率については総合、コアともに24年まで欧州中央銀行(ECB)の目標2%を上回り続ける公算が大きいと予想。鉱工業生産については24年初めまでにはコロナ禍前水準に戻ると見込んだ。
スペイン政府が打ち出している物価高対策については迅速な対応を評価。一方で電力価格引き下げのための減税や燃料補助金などが対象をはっきり絞っておらず、市場機能を歪めているのが残念だと講評した。
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