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概要:6日の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比65円47銭高の2万7885円87銭で取引を終えた。円安と中国の新型コロナウイルス規制緩和が投資家心理の改善につながり、値がさ株や輸出関連、半導体関連株が底堅く推移した。
12月6日 6日の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比65円47銭高の2万7885円87銭で取引を終えた。2020年10月、東京証券取引所で撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 6日 ロイター] - 6日の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比65円47銭高の2万7885円87銭で取引を終えた。円安と中国の新型コロナウイルス規制緩和が投資家心理の改善につながり、値がさ株や輸出関連、半導体関連株が底堅く推移した。
朝方は米金融引き締めの長期化懸念が重しとなり、軟調にスタート。すぐにプラス転換し、その後は底堅く推移した。後場には前営業日比約110円高の2万7934円07銭まで上値を伸ばした。ドル/円相場が前日の取引時間中に比べて円安に振れたことを受け、輸出株を中心に買われた。
値がさ株が堅調だったほか、米長期金利の上昇を好感し、保険業や銀行業もしっかりだった。
足元の米経済指標は堅調な結果が示されており、市場関係者からは「依然としてFRB(米連邦準備理事会)の利上げが続くとの見方が強まっている」(GCIアセットマネジメントのポートフォリオマネージャー・池田隆政氏)との声が聞かれる。市場には重しとなりやすいが、一方で「ドル/円は再び円安基調となり、相対的に日本株は底堅い展開が見込めるのではないか」(池田氏)という。
マーケット参加者の関心は、来週に控える米消費者物価指数(CPI)の発表と米連邦公開市場委員会(FOMC)に移っている。市場では「今後の株式市場の動きを決める重要イベントなので、今週は様子見ムードが広がりやすい」(国内信託銀・投資調査部長)との見方が出ている。マーケットは0.5%の利上げをほぼ織り込んでおり、「足元の利上げ幅よりは先々の利上げペースがどうなるかに注目が集まりそうだ」(同)という。
TOPIXは0.12%高の1950.22ポイントで取引を終了。東証プライム市場指数は前営業日比0.12%高の1003.52ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は2兆5865億1800万円だった。東証33業種では、保険業、鉄鋼、その他製品など21業種が値上がり。半面、鉱業、サービス業、精密機器など11業種は値下がりした。ガラス・土石製品は変わらず。
個別では、為替市場の円安が好感され自動車株がしっかり。三菱自動車工業が3%高、マツダが2.9%高、SUBARUが2.9%高だった。
一方、ハブが10%安、サイバーエージェントが4%安と、サッカーワールドカップ(W杯)関連銘柄が下落。決勝トーナメントで日本代表がクロアチアに破れ、手掛かりとなった。
プライム市場の騰落数は、値上がり723銘柄(39%)に対し、値下がりが1044銘柄(56%)、変わらずが69銘柄(3%)だった。
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