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概要:[上海 9日 ロイター] - 中国汽車工業協会(CAAM)の幹部は9日、2023年の中国の自動車販売台数は3%増の2760万台になるとの見通しを示した。新型コロナウイルスの感染拡大といったマイナスの影
[上海 9日 ロイター] - 中国汽車工業協会(CAAM)の幹部は9日、2023年の中国の自動車販売台数は3%増の2760万台になるとの見通しを示した。新型コロナウイルスの感染拡大といったマイナスの影響を克服し、景気の回復が続くと見込んだ。オンライン形式で行った記者会見で述べた。
そのうち、新エネルギー車は35%増の900万台と予想した。
協会は、消費者信頼感の回復遅れ、政府の購入奨励策が22年末に期限が切れるのに伴う落ち込みなど、自動車業界には来年下押し圧力がかかると予想。奨励策を少なくとも23年まで延長するよう求めた。
低調な景気を背景に自動車メーカーや投資家は市場の低迷に身構えているが、協会は、政府による支援策拡大が来年の景気回復を支援するとの見方を示した。
同日発表された11月の自動車販売台数は233万台で、前年比7.9%減少した。奨励策の失効を前に買い急ぎの動きが出ると期待されていたが、販売押し上げにはつながらなかったようだ。月間の販売台数が前年比で減少するのは5月以来。10月は6.9%増加していた。
1─11月は前年同期比3.3%増加した。昨年の1─11月は4.5%増だった。
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