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概要:(13時50分現在)S&P500先物 3,933.30(-1.1)ナスダック100先物 11,554.50(-8.8)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は5ド
(13時50分現在)
S&P500先物 3,933.30(-1.1)
ナスダック100先物 11,554.50(-8.8)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は5ドル安。
米10年債利回りは底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
9日の主要3指数は反落。
取引中盤にはプラスに浮上する場面もあったが、終盤にかけて下げ幅を拡大し、ダウは305ドル安の33476ドルで引けた。
この日発表された生産者物価指数(PPI)は予想より強く、ミシガン大学消費者信頼感は前月を上回った。
堅調な経済指標を受け、連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め長期化の思惑により長期金利が上昇。
ハイテクをはじめ幅広く売られ、指数は大引けにかけて下げ足を速めた。
本日は弱含みか。
明日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、FRBのタカ派的な政策方針が意識され、買いは後退しそうだ。
PPIを受け13日の消費者物価指数(CPI)も強い内容が予想され、インフレ懸念の再燃により金利高に振れればハイテクや消費、景気敏感などへの売りが強まる見通し。
ただ、売り一巡後は今週予定されている重要イベントを見極めるムードが広がりやすく、指数の極端な下げは回避されるだろう。
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