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概要:[メルボルン 15日 ロイター] - オーストラリア議会は15日、家計や中小企業の光熱費を軽減するために天然ガス価格に1年間上限を設定する法案を可決した。 緑の党が14日に法案支持を表明し、可決の道
[メルボルン 15日 ロイター] - オーストラリア議会は15日、家計や中小企業の光熱費を軽減するために天然ガス価格に1年間上限を設定する法案を可決した。
緑の党が14日に法案支持を表明し、可決の道が開けた。ただガス業界は将来の投資が妨げられるとして反対している。
今後1年間、新規のガス卸売契約価格について1ギガジュール当たり12豪ドルを上限とする。調査会社エナジークエストによると、上限価格は、第3・四半期の短期ガス価格の平均26豪ドルの半分以下となる。発電用石炭にも1トン当たり125豪ドルの上限を設定した。
対策の規模は15億豪ドル(10億米ドル)。詳細は来年2月までに固める。
アルバニージー首相はスカイニュースに「非常事態に必要とされるかなり控えめな介入策だ」と述べた。
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