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米インテル、独半導体工場計画が遅延 費用増で補助金追加要請＝独紙
概要：［ベルリン １８日 ロイター］ - 米半導体大手インテルがドイツの旧東ドイツ地域ザクセン・アンハルト州マクデブルクで計画する半導体工場について、来年上半期の開所目標を遅らせる考えだ。エネルギーや原材料
［ベルリン １８日 ロイター］ - 米半導体大手インテルがドイツの旧東ドイツ地域ザクセン・アンハルト州マクデブルクで計画する半導体工場について、来年上半期の開所目標を遅らせる考えだ。エネルギーや原材料の費用高騰を理由に補助金増額を求めて地元政府側と協議しているという。地域紙フォルクスシュティメが報じた。
コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻が世界規模の長大なサプライチェーンのリスクを浮き彫りにしたことから、この計画はドイツや欧州連合（ＥＵ）にとって域内生産強化の中核的存在になっている。
同紙によると、インテルは当初、計画費用を１７０億ユーロ（１８０億ドル）と見込んでいたが、現在は２００億ユーロ近くに膨らむ計算になっている。インテル広報担当者は同紙に対し、半導体需要がここにきて減退していることも指摘し、着工の確定的な日程も言えなくなっていると語ったという。
同紙によると、インテル側は想定外の費用の資金繰りを巡り、「計画を前に進めるために」ドイツ側と協議中だと表明した。
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