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概要:午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準から大幅ドル安/円高の132円後半。日銀がきょうの金融政策決定会合で10年国債金利の許容変動幅を拡大し、円が急騰した。市場からは「事実上の利上げ」との声も聞かれた。
[東京 20日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準から大幅ドル安/円高の132円後半。日銀がきょうの金融政策決定会合で10年国債金利の許容変動幅を拡大し、円が急騰した。市場からは「事実上の利上げ」との声も聞かれた。
12月20日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準から大幅ドル安/円高の132円後半。写真は米ドル紙幣。2009年11月に撮影(2022年 ロイター/ Rick Wilking)
円相場が急変したのは正午過ぎ。日銀が長期金利の変動幅を従来のプラスマイナス0.25%から同0.5%に拡大すると発表すると、137円前半を推移していたドルは一気に急落。午後0時15分には133.11円まで売られ、8月16日以来4カ月ぶり安値を更新した。
1日に5円近い円高が進むのは、10月米消費者物価指数(CPI)が予想を下回って140円台へ6円超円高に振れた11月10日以来。ドルは午後3時過ぎにもさらに売られ、132.68円まで下げ幅を拡大した。
円は対ドル以外でも、軒並み3%を超える大幅上昇となった。豪ドルは91円後半から88円前半へ3円超、ユーロも145円後半から140円半ばへ5円超下落した。
日銀は金利の誘導目標は据え置いているが、変動幅の拡大は「長期金利が新たな上限に向かって上昇するのは明らか。市場では事実上の利上げ措置と捉えられている」(みずほ証券チーフ為替ストラテジストの⼭本雅⽂氏)という。
JPモルガン証券・市場調査本部為替ストラテジストの中村颯介氏は「黒田東彦総裁が会見で、さらなる政策修正に関するヒントを提示すれば、円は一段高となってもおかしくない」と話している。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 132.92/94 1.0584/88 140.78/82
午前9時現在 136.96/98 1.0611/15 145.34/38
NY午後5時 136.88/91 1.0605/09 145.19/23
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