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概要:23日の米国長期債相場は弱含み。 この日は時間短縮取引となったため、ポジション調整的な売買が主体となったようだ。 この日発表された11月PCEコア価格指数は前年比+4.7%で市場予想を上回ったものの、
23日の米国長期債相場は弱含み。
この日は時間短縮取引となったため、ポジション調整的な売買が主体となったようだ。
この日発表された11月PCEコア価格指数は前年比+4.7%で市場予想を上回ったものの、10月実績の+5.0%を下回った。
イールドカーブはやや傾斜化。
30年債利回りが主に上昇した。
CMEのFedWatchによると、23日時点で2023年2月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.50-4.75%となる確率は67%程度。
2023年3月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.75-5.00%以上となる確率は80%程度。
10年債利回りはアジア市場の終盤にかけて3.672%近辺まで低下したが、ニューヨーク市場の序盤に3.744%近辺まで上昇。
その後、3.714%近辺まで低下したが、取引終了時点にかけて3.747%近辺で推移。
イールドカーブは、スティープニング気配で推移。
2年−10年は-57.00bp近辺、2−30年は-49.30bp近辺で引けた。
2年債利回りは4.32%(前日比:+5bp)、10年債利回りは3.75%(前日比+7bp)、30年債利回りは、3.82%(前日比:+8bp)で取引を終えた。
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