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米国株見通し：底堅い値動きか、エネルギー関連に買い継続期待
概要：（11時20分現在）S&P500先物 3,872.90（+29.0）ナスダック100先物 11,085.50（+107.5）米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は
（11時20分現在）
S&P500先物 3,872.90（+29.0）
ナスダック100先物 11,085.50（+107.5）
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は200ドル高。
米10年債利回りは上げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
23日の主要3指数は反発。
序盤の軟調地合いから徐々に持ち直し、ダウは176ドル高の33203ドルと2日ぶりにプラスへ浮上した。
この日発表されたコアPCE価格指数は前回から伸びが鈍化するとの予想と一致。
その後のミシガン大学消費者信頼感のうち期待インフレ率は低下の傾向を示し、連邦準備制度理事会（FRB)の引き締め長期化を懸念した売りを弱めた。
原油相場の上昇を背景にエネルギー関連が買われ、相場を支えた。
本日は底堅い値動きか。
FRBによるタカ派的な政策方針で、先行き不透明感から全般的に売りが出やすい地合いが続きそうだ。
ただ、目先のインフレに関し見方は分かれ、金融引き締めが企業業績や個人消費を圧迫するとの過度な警戒は和らぐ見通し。
長期金利の上昇が抑制されれば、ハイテクを中心に買戻しが見込まれる。
エネルギー関連も引き続き物色されよう。
もっとも、年末年始休暇入りで様子見ムードが広がり、動意は薄いとみる。
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