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概要:[ソウル 30日 ロイター] - 韓国統計局が30日発表した12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.0%上昇と、伸び率は11月から横ばいで、市場予想と一致した。 前月比では0.2%上昇。市場
[ソウル 30日 ロイター] - 韓国統計局が30日発表した12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.0%上昇と、伸び率は11月から横ばいで、市場予想と一致した。
前月比では0.2%上昇。市場予想は0.1%上昇、11月は0.1%下落だった。
内訳では農産品が前年比1.6%下落した一方、公共料金は23.2%上昇、民間サービスも6.0%上昇した。
CPIの前年比上昇率は今年7月にピークを打ったものの、依然高止まりしている。
韓国銀行(中央銀行)と政府はともに、インフレの鈍化は緩やかにとどまる見込みで、目先のインフレ見通しには大きな不透明感があるとしている。
韓国中銀は昨年8月以降、政策金利を計275ベーシスポイント(bp)引き上げた。来年初めにあと1回利上げした上で打ち止めにすると予想されている。
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIは前年比4.1%上昇。約14年ぶりの高い伸びとなった11月の4.3%を下回り、昨年11月以降初めて鈍化した。
2022年通年では、CPIは平均5.1%上昇。21年の2.5%上昇から大きく加速し、1998年以来の高い伸びとなった。
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