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概要:5日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。 日銀による緩和修正の思惑で、円買い圧力が続く見通し。 ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め継続の見方からドルは根強い買いで下げ
5日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。
日銀による緩和修正の思惑で、円買い圧力が続く見通し。
ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め継続の見方からドルは根強い買いで下げづらいだろう。
前日発表された米JOLTS求人件数が予想外に増加したほか、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨のタカ派的なスタンスを受けドル買い優勢に。
ユーロ・ドルは1.0580ドル台に失速し、ドル・円は132円70銭台に上昇。
本日アジア市場は米10年債利回りの低下でドル売りに振れ、ユーロ・ドルは1.0630ドル台に浮上し、ドル・円は131円60銭台に一時軟化。
ただ、日経平均株価の上げ幅拡大で円売りに振れ、ドルは132円台に戻した。
この後の海外市場は日米金融政策が意識される。
日銀による緩和修正の思惑は引き続き円買い圧力となり、主要通貨を下押しする見通し。
他方、市場の7割超は1月31日-2月1日のFOMCで利上げ幅0.25%への縮小を予想しており、金利高が抑制されればドル買いは入りづらい。
ただ、明日の雇用統計を前にADP雇用統計は前月を上回り、新規失業保険申請件数は前週から横ばいとみられ、想定に沿った内容なら引き締め継続期待のドル買いは続く。
【今日の欧米市場の予定】
・18:30 英・12月サービス業PMI改定値(予想:50.0、速報値:50.0)
・19:00 ユーロ圏・11月生産者物価指数(前年比予想:+27.5%、10月:+30.8%)
・22:15 米・12月ADP雇用統計(予想:+15.0万人、11月:+12.7万人)
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.5万件、前回:22.5万件)
・22:30 米・11月貿易収支(予想:-632億ドル、10月:-782億ドル)
・22:30 カナダ・11月貿易収支(予想:+16.0億加ドル、10月:+12.1億加ドル)
・23:20 ボスティック米アトランタ連銀総裁あいさつ(金融市場関連会議)
・23:45 米・12月サービス業PMI改定値(予想:44.4、速報値:44.4)
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