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概要:[ニューヨーク 4日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが下落した。4日に発表された昨年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨ではサプライズがなく、2月に見込まれる利上げ幅
[ニューヨーク 4日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが下落した。4日に発表された昨年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨ではサプライズがなく、2月に見込まれる利上げ幅に関する手がかりも示されなかった。
米連邦準備理事会(FRB)が4日公表した2022年12月13─14日のFOMC議事要旨で、インフレ抑制に向けた利上げを継続しつつも経済成長へのリスクを限定的とする方法で進められるよう、全ての参加者が積極的な利上げペースを緩める見解で一致していたことが分かった。
ナットウエスト・マーケッツのG10外為戦略部門責任者、ブライアン・デインジャーフィールド氏は「議事要旨では重要な新情報が示されなかった」と指摘。FRBのタカ派的な見通しは12月のFOMCで2023年の金利予想中央値を引き上げたことで把握され、「当時の記者会見や予測、声明によく反映されていた」と述べた。
議事要旨発表後も2月FOMCでの利上げ予想はほとんど変わらなかった。フェデラル・ファンド(FF)金利先物市場が織り込む、FRBが2月のFOMCで利上げ幅を0.25%ポイントに引き下げる確率は67%となっている。
デインジャーフィールド氏は「FRBが利上げ幅を縮小する方向に傾いているとか、12月に実施した0.50%ポイントの利上げを維持する方向に傾いているといった明らかなヒントはなかった。これが大きな反応が見られなかった主な理由だ」とした。
ドル指数は0.47%安の104.22。前日には2週間ぶりの高値となる104.86を付けた。
米労働省が4日に発表した11月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が5万4000件減の1045万8000件となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は1000万件だった。労働市場の逼迫継続が改めて示されたことでFRBがインフレ抑制に向け、金利を予想以上の水準に引き上げる可能性がある。
また、米供給管理協会(ISM)が4日発表した2022年12月の製造業総合指数は48.4と、新型コロナウイルス流行の第1波で経済が落ち込んでいた20年5月以来、2年7カ月ぶりの低水準となった。12月の投入価格指数は39.4となり、9カ月連続で下げた。
中国国家発展改革委員会(NDRC)は国内電力会社3社と鉄鋼メーカー1社に対し、オーストラリアからの石炭輸入の再開を許可したと関係筋が明らかにした。これを受け、豪ドルは1.66%高の0.6839米ドルとなった。
ユーロ/ドルは0.54%高の1.0605ドルだった。
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