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米シェール大手パイオニア、ＯＰＥＣ減産を予想 原油安受け
概要：［５日 ロイター］ - 米シェール大手パイオニア・ナチュラル・リソーシズのスコット・シェフィールド最高経営責任者（ＣＥＯ）は５日、原油価格が年初に急落したことを受けて、石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）が価格
［５日 ロイター］ - 米シェール大手パイオニア・ナチュラル・リソーシズのスコット・シェフィールド最高経営責任者（ＣＥＯ）は５日、原油価格が年初に急落したことを受けて、石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）が価格を押し上げる可能性が高いとの見方を示した。
同ＣＥＯはゴールドマン・サックス主催の会合で投資家に対し「サウジアラビアが北海ブレント価格を１バレル＝７５ドル前後に放置することはないだろう」とし、「追加減産があっても驚きではない」と述べた。
ＯＰＥＣとロシアなど非加盟国で構成する「ＯＰＥＣプラス」は昨年１０月、世界の需要の約２％に当たる日量２００万バレルの減産を１１月から２０２３年末まで実施することで合意。１２月は生産方針の維持を決定した。
同ＣＥＯは、期近物の方が期先物よりも高い「バックワーデーション」が続く可能性が高いと指摘。「（期先物の）市場に流動性がない」とし、銀行や航空会社がヘッジをしておらず、価格を押し上げる要因がないと述べた。
原油価格は９０ドル前後が底値になり、１５０ドル前後まで上昇する余地があるとの見方も示した。
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