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概要:ニューヨーク外為市場ではドルが下落。6日発表された米雇用統計が強弱入り混じる内容となったことに反応したほか、低調なISM非製造業総合指数が嫌気された。
[ニューヨーク 6日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが下落。6日発表された米雇用統計が強弱入り混じる内容となったことに反応したほか、低調なISM非製造業総合指数が嫌気された。
ニューヨーク外為市場ではドルが下落した。
2022年12月の雇用統計は非農業部門雇用者数が22万3000人増加し、失業率は3.5%に改善。同時に、時間当たり平均賃金の伸びは前月比および前年同月比ともに鈍化した。
TD証券のシニア為替ストラテジスト、マゼン・イッサ氏は、賃金の伸び鈍化は「心強い」とした上で、タカ派的な要素も見られたと指摘。「失業率が予想に反し改善し、労働参加率は上昇した」とし、「米連邦準備理事会(FRB)が次回会合で0.25%ポイント、0.5%ポイントいずれの利上げに動くかを判断する材料にはならなかった」と述べた。
主要通貨に対するドル指数は一時、昨年12月7日以来の高値となる105.63を付けたものの、終盤は1.17%安の103.88。
ユーロ/ドルは1.19%高の1.0645ドルで、1日としては11月11日以来の高い伸びとなる勢い。
ドル/円は1.03%安の132.07円。
米供給管理協会(ISM)が6日発表した昨年12月の非製造業総合指数(NMI)が20年5月以来、2年7カ月ぶりに節目となる50を割り込んだことを受け、ドルは下げ足を速めた。
米商務省が発表した11月の製造業新規受注も前月比1.8%減と、市場予想(0.8%減)以上の落ち込みとなった。
アトランタ地区連銀のボスティック総裁はこの日発表された雇用統計について、米経済が徐々に減速していることを示す新たな兆候であり、このままいけば、FRBが次回の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を0.25%ポイントに引き下げることができると述べた。
リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、FRBによる利上げ幅縮小の動きは経済へのダメージを抑えるのに役立つと述べた。
フェデラル・ファンド(FF)金利先物市場が織り込む2月FOMCでの0.25%ポイント利上げの確率は73%と、雇用統計発表前の54%から上昇。0.5%ポイント利上げの確率は27%となっている。
来週12日に発表される米消費者物価指数(CPI)が注目されている。
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