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概要:[ワシントン 6日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が6日発表した2022年12月の非製造業総合指数(NMI)は49.6と20年5月以来、2年7カ月ぶりに50を割り込んだ。50を下回ると、米経
[ワシントン 6日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が6日発表した2022年12月の非製造業総合指数(NMI)は49.6と20年5月以来、2年7カ月ぶりに50を割り込んだ。50を下回ると、米経済の3分の2超を占めるサービス業の縮小を示す。新型コロナウイルス流行時を除くと09年後半以来の低水準となり、長期的な景気後退期の水準とされる50.1も下回った。
企業の支出額の上昇ペースがかなり鈍化し、インフレが和らいでいることを示す証拠となった。ロイターがまとめたNMIの市場予想は55.0だった。
22年11月は56.5だった。
ISMが今月4日発表した22年12月の製造業総合指数も拡大・縮小の分岐点となる50を2カ月連続で下回っていた。
米連邦準備理事会(FRB)はインフレ抑制に向けて1980年代以来の速いペースで利上げを続けており、労働市場は依然底堅いものの、経済全体の需要を後退させている。
22年12月の非製造業のうち新規受注指数は45.2と、20年5月以来の低水準。新型コロナ流行時を除くと09年以来の低さとなった。前月は56.0だった。
22年12月の支払い価格指数は67.6と、21年1月以来の低水準で、供給のボトルネックが引き続き緩和されているのを示した。前月は70.0だった。
供給業者の納入を示す指数も22年12月は48.5と、前月の53.8から低下。50を超えると納入が遅くなることを示す。
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