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概要:(13時50分現在)S&P500先物 3,942.50(+1.75)ナスダック100先物 11,276.75(-5.25)米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は小幅安、NYダ
(13時50分現在)
S&P500先物 3,942.50(+1.75)
ナスダック100先物 11,276.75(-5.25)
米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は30ドル安。
米10年債利回りは失速し、本日の米株式市場はまちまちとなりそうだ。
10日の主要3指数は上昇。
序盤に前日終値付近でもみ合った後は緩やかに上昇し、S&Pとともにプラスへ転じたダウは186ドル高の33704ドルで取引を終えた。
パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はこの日の講演で金融政策に言及したものの、物価の安定を取り戻すための措置との発言にとどめた。
長期金利の極端な上昇は抑制され、引き続きハイテク関連への買いが相場を押し上げた。
割安銘柄への買いも指数に寄与した。
本日は下げ渋りか。
パウエルFRB議長は踏み込んだ発言を避けたが、引き締め継続の方針に変わりはなく、株買いは抑制される地合いとなりそうだ。
前日の指数の上昇により、利益確定売りが先行する見通し。
ただ、明日発表の消費者物価指数(CPI)を見極める展開で、前年比+6.5%、コア指数は+5.7%と、それぞれやや大きく鈍化するとみられ、大幅安は回避されよう。
また、長期金利の先安観が広がれば、買戻しが相場を支えるとみる。
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