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概要:ファーストリテイリングが12日に発表した2022年9─11月期の連結業績(国際会計基準)は、営業利益が前年同期比2%減の1170億円だった。新型コロナウイルス規制で行動制限のあった中国のユニクロ事業が大幅な減益になったことが響いた。他の海外ユニクロ事業は増益を確保し、23年8月期の通期見通しは据え置いた。
1月12日 ファーストリテイリングが12日に発表した2022年9─11月期の連結業績(国際会計基準)は、営業利益が前年同期比2%減の1170億円だった。写真はユニクロのロゴ。2022年3月、モスクワで撮影(2023年 ロイター/Maxim Shemetov)
[東京 12日 ロイター] - ファーストリテイリングが12日に発表した2022年9─11月期の連結業績(国際会計基準)は、営業利益が前年同期比2%減の1170億円だった。新型コロナウイルス規制で行動制限のあった中国のユニクロ事業が大幅な減益になったことが響いた。他の海外ユニクロ事業は増益を確保し、23年8月期の通期見通しは据え置いた。
第1・四半期に当たる9─11月期のユニクロ事業は国内と中国が営業減益になった一方、その他のアジアや北米、オセアニア、営業停止中のロシアを除く欧州は計画を上回る増収増益だった。連結の売上収益は前年同期比14.2%増の7163億円だった。
通期の営業利益見通しは、従来予想の前年比17.7%増の3500億円で据え置いた。IBESがまとめたアナリスト13人の予想平均値3545億円と同水準。
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