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ドイツはグリーンエネルギーの供給拡大が急務＝ＶＤＡ会長
概要：［ベルリン １１日 ロイター］ - ドイツ自動車工業会（ＶＤＡ）のミュラー会長は１１日、ドイツが炭素中立化へ向けた取り組みで世界的な影響力を維持するのであれば、手ごろな価格で入手できるグリーンエネルギ
［ベルリン １１日 ロイター］ - ドイツ自動車工業会（ＶＤＡ）のミュラー会長は１１日、ドイツが炭素中立化へ向けた取り組みで世界的な影響力を維持するのであれば、手ごろな価格で入手できるグリーンエネルギーの供給を早急に拡大する必要があるとの見方を示した。ＶＤＡの年次記者会見で語った。
ミュラー氏は、これまでに提供されたドイツのエネルギー助成金は「十分ではない」と強調。「われわれは経済のために、より多くのエネルギーと本格的な支援を必要としている」と述べた。こうした取り組みで「世界の他の地域が、われわれを凌駕しつつある」と危機感を示した。
コンサルタント会社のデータを基に、欧州における電気自動車（ＥＶ）１台当たりの電力コストは３００ユーロから８００ユーロ（８６０．２４ドル）に上昇しており、１２００ユーロに跳ね上がる可能性もあると指摘。一方、米国は１３０ユーロから上昇したものの、２５０ユーロにとどまっているという。
さらにミュラー氏は、ＥＶなどの購入者に対する税制優遇措置を盛り込んだ米インフレ抑制法が欧州への「警笛」となるはずだと主張。「米国は自分たちが何をすべきか分かっている」と話した。
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