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概要:日銀が13日に発表した2022年12月のマネーストック速報によると、M3の平均残高は前年比2.5%増の1569兆2000億円となった。伸び率は前月の2.7%を下回ったが、残高は2003年4月以降の最高を更新した。貸し出しが増える中、預金通貨の増加が続いている。
日銀が13日午前8時50分に発表した12月のマネーストック(M2)は前年比2.9%増(11月同3.1%増)となった。
[東京 13日 ロイター] - 日銀が13日に発表した2022年12月のマネーストック速報によると、M3の平均残高は前年比2.5%増の1569兆2000億円となった。伸び率は前月の2.7%を下回ったが、残高は2003年4月以降の最高を更新した。貸し出しが増える中、預金通貨の増加が続いている。
内訳は預金通貨が前年比5.0%増の925兆3000億円で過去最高を更新。現金通貨が2.6%増の116兆8000億円。CDは5.9%減の32兆2000億円となり、20年6月以来の減少率。
M2は2.9%増の1212兆7000億円、広義流動性は3.6%増の2084兆3000億円で残高はともに過去最高。広義流動性のうち、外債は22.1%増の36兆1000億円。国債は6.4%増の23兆7000億円で08年3月以来の伸び率。
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