简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:[東京 16日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場終盤(127.88/91円)から小幅安の127.60/62円付近で推移している。日銀の政策修正を巡る思惑からドル売り/円買
[東京 16日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場終盤(127.88/91円)から小幅安の127.60/62円付近で推移している。日銀の政策修正を巡る思惑からドル売り/円買いが進行。ドルは一時127円前半と約8か月ぶりの水準まで下落した後、値ごろ感からじりじりと買い戻しが入った。
ドル売り/円買いが優勢となった前週末の海外市場の流れを引き継ぎ、128円付近で取引を開始。仲値にかけては国内輸入企業によるドル買いが入ったとみられ、128円前半まで上昇した。しかし、「ドルの上値の重さが意識されているほか、イベント前に売りたいという実需がそれなりにいた」(国内銀)とみられ、国内輸出企業のドル売りに押され、じりじりと軟化。一時127.21円付近と、5月30日以来の水準まで下落した。
ドルは対ユーロで昨年4月以来9か月ぶり、対豪ドルで昨年8月以来5か月ぶり、対オフショア人民元で昨年7月以来半年ぶり安値を更新した。
りそな銀行の総合資金部市場トレーディング室、田中春菜氏は、「市場の円高警戒感が強い」と指摘とした上で「想定以上に実需の買いの支えがない。3月末に向けて国内輸出企業による円転の動きも膨らみやすく、ドル/円は下方向に向きやすい」とみる。
17-18日に開催される日銀政策決定会合では「イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)解除を予想する国内外の市場参加者が多い」と、ステート・ストリート銀行の東京支店・共同支店長、若林徳広氏は指摘する。
仮に日銀がYCCを解除した場合、「ドルは3-4円下落してもおかしくない。一方で、現状維持やハト派的な意見が出た場合はドルは132円台くらいまで買い戻される可能性がある」(若林氏)との見方を示した。
商品先物取引委員会(CFTC)が13日発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(10日までの週)に基づくロイターの集計によると、円の売り持ち(円ショート)は3万5377枚と前週(4万6864枚)から減少し、22年8月以来の低水準となった。
足元のドルは10日以降から5円近くの円高が進行している。このため、「ヘッジファンドなど売買の回転が速い主体はすでに円買い持ちに傾いているのではないか」(国内証券)との声が出ている。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 127.60/62 1.0859/63 138.57/61
午前9時現在 128.04/06 1.0821/25 138.58/62
NY午後5時 127.88/91 1.0828/32 138.50/54
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。