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概要:[ヨハネスブルク 19日 ロイター] - アフリカ開発銀行(AfDB)は19日発表の報告書で、今年のアフリカ大陸の域内総生産(GDP)伸び率予測を4.0%、来年を3.9%とし、向こう2年は世界平均を上
[ヨハネスブルク 19日 ロイター] - アフリカ開発銀行(AfDB)は19日発表の報告書で、今年のアフリカ大陸の域内総生産(GDP)伸び率予測を4.0%、来年を3.9%とし、向こう2年は世界平均を上回る4%前後で安定するとの見方を示した。21年の4.8%から22年は3.8%に減速していた。コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻で生じた打撃から回復し、インフレも鈍化するとしている。
国別では、セネガルが今年10.2%、モザンビークが来年8%の成長を遂げると予測。大規模な天然ガスプロジェクト関連の投資と収入が追い風になると見込んだ。
ナイジェリアと南アフリカはいずれも経済規模が大陸で上位に位置するが、成長率はそれぞれ3.1%、1.4%と伸び悩みが続く見通しとした。
アフリカ大陸のインフレ率は昨年が平均13.8%と10年強ぶりの高さだったが、開発銀は来年には8.8%に鈍化すると予想した。ただ、アフリカで債務負担に苦しむ国が多いことを念頭に、大陸の経済回復は引き続き脆弱だとの慎重な見解も示した。
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