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概要:総務省が20日に発表した2022年12月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は104.1と、前年同月比4.0%上昇した。前月の3.7%上昇を上回って1981年12月以来の伸び率となった。エネルギー価格に加え、生鮮食品を除く食料の伸びが指数を押し上げる構図が続いている。
ロイター編集
総務省が20日に発表した2022年12月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は104.1と、前年同月比4.0%上昇した。写真は千葉のスーパーマーケットで2020年5月撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 20日 ロイター] - 総務省が20日に発表した2022年12月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は104.1と、前年同月比4.0%上昇した。前月の3.7%上昇を上回って1981年12月以来の伸び率となった。エネルギー価格に加え、生鮮食品を除く食料の伸びが指数を押し上げる構図が続いている。
日銀が目標とする2%を上回るのは9カ月連続で、伸び率は目標の2倍になった。ロイターがまとめた民間予測は同4.0%上昇だった。
エネルギー価格は15.2%上昇で前月の13.3%上昇から伸び率が拡大した。このうち、ガソリンは1.6%上昇、電気代は21.3%上昇。
生鮮食品を除く食料は7.4%上昇と前月の6.8%上昇を上回った。
2022年平均のコアCPIは前年比2.3%上昇で、2014年以来の伸び率となった。
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