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概要:終盤のニューヨーク外為市場では、ドル/円が上昇。利益確定売りで伸び悩んだものの上げを維持し、週間では12月上旬以来の大幅な上昇を記録した。日銀総裁が超緩和的な金融政策を維持すると改めて示したことを受けた。
[ニューヨーク 20日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドル/円が上昇。利益確定売りで伸び悩んだものの上げを維持し、週間では12月上旬以来の大幅な上昇を記録した。日銀総裁が超緩和的な金融政策を維持すると改めて示したことを受けた。
ニューヨーク外為市場ではドル/円が上昇。昨年9月撮影(2023年 ロイター/Florence Lo/Illustration)
日銀の黒田東彦総裁は20日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)のパネル討論で、2%の物価目標を安定的、持続的に達成するため現在の「極めて緩和的」な金融政策を継続すると述べた。
これを受け、ドル/円は一時12月5日以来の大幅な上げを記録。終盤は0.88%高の129.56円と伸び悩んだが、なお1月4日以来の大幅な上昇率となった。
16日に付けた7カ月ぶり安値からの上昇率は1.32%で12月9日までの週以来の大きさとなった。
総務省が20日に発表した2022年12月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は104.1と、前年同月比4.0%上昇した。1981年12月以来の伸び率で日銀が目標とする2%の倍になった。
CMCマーケッツのチーフ市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏は「日本は今、過去40年近くなかったインフレ問題を抱えている」と指摘。「ドル/円は下落するだろうが、問題はその速さだ」と述べた。
バノックバーン・グローバル・フォレックスのチーフマーケットストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は、ドル/円は130─135円のレンジに戻ると予想。米債利回りの方向性でドル/円の方向性も把握できるとした。
ドル指数は0.05%安の102.005。
ユーロ/ドルは0.25%高の1.0856ドル。ポンド/ドルは1.2397ドルでほぼ横ばい。
英国立統計局(ONS)が20日発表した12月の小売売上高は、数量ベースで前月比1.0%減と、市場予想に反して減少した。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは一時9月以来の高値を付けた。終盤は5.6%高の2万2270ドル。
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