简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場終盤(129.57/60円)から小幅高の129.85/87円付近で推移している。時間外取引の米長期金利の低下を眺めて売りが先行し129円前半まで軟化したが、その後クロス円を中心に円売り圧力が強まり、129円後半に切り返した。
[東京 23日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場終盤(129.57/60円)から小幅高の129.85/87円付近で推移している。時間外取引の米長期金利の低下を眺めて売りが先行し129円前半まで軟化したが、その後クロス円を中心に円売り圧力が強まり、129円後半に切り返した。
1月23日 午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場終盤(129.57/60円)から小幅高の129.85/87円付近で推移している。
ドルは朝方はじり安で推移。 前週末の海外市場で一時130.62円付近まで上昇したものの、「直近の高値を抜けられなかったこともあり、上値の重さが意識され戻り売りが出やすい」(国内銀)とみられたほか、仲値にかけては実需の売りも重なり軟化した。また、ユーロ高/ドル安が進行しドルは対円でも下押され、一時129.05円付近まで低下した。
しかし、売りが一巡するとじりじりと下げ幅を縮小。日経平均株価の堅調な推移を背景にクロス円を中心にリスク選好の円売り圧力が強まり、ドルは129円後半まで水準を戻した。
足元のドル/円の動きについて三井住友銀行のチーフストラテジスト、宇野大介氏は「米経済指標の弱さや米国が積極的な金融引き締め姿勢から距離を置くとの思惑から、ドル売り圧力がかかりやすい。ただ、円買い材料も乏しく、ドル/円の下落スピードは緩やかとなっている」と指摘する。
先週の日銀決定会合以降、オプション市場でドル/円のボラティリティーは下がっている。次回3月の日銀金融政策決定会合まで期間が空くことから円関連の材料は出にくいとみられ、「ドル/円は短期的に、128円台から131円台を中心としたレンジでの推移となりやすいのではないか」と、三菱UFJ信託銀行の資金為替部上級調査役、岡田佑介氏は予想している。
日銀が午後に通告した貸付期間5年の共通担保資金供給(全店)オペには3兆1290億円の応札があり、落札額は1兆0003億円となった。これを受けて円金利が低下し、やや円売り圧力が強まる場面があった。
みずほ証券のチーフ為替ストラテジスト、山本雅文氏は「今後円金利が低下する可能性があるものの、すでに市場では織り込まれたこともあり、どの程度低下するのは不透明。ただ、日銀がオペで金利上昇を抑制し続ける状況は続かないとの見方から、政策修正を巡る思惑はくすぶり続ける」との見方を示した。
ユーロは一時1.0903ドルと、22年4月以来の高水準まで上昇。その後も1.08ドル後半で堅調に推移した。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 129.85/87 1.0891/95 141.43/47
午前9時現在 129.38/40 1.0862/66 140.55/59
NY午後5時 129.57/60 1.0855/59 140.64/68
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。