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概要:[東京/パリ 26日 ロイター] - 日産自動車と仏自動車大手ルノーが、提携関係の見直しを2月6日にロンドンで正式に発表することを目指していることが26日、分かった。関係者2人がロイターに明らかにした
[東京/パリ 26日 ロイター] - 日産自動車と仏自動車大手ルノーが、提携関係の見直しを2月6日にロンドンで正式に発表することを目指していることが26日、分かった。関係者2人がロイターに明らかにした。
両社は長年にわたる提携の見直しに関し、何カ月にもわたって激しい交渉を続けてきた。両社首脳陣は26日にビデオを通じたオンライン会合に出席した。関係者はこれまでに、ルノーのルカ・デメオ最高経営責任者(CEO)とジャンドミニク・スナール会長が来日せずにオンラインで会合したのは交渉が順調に進んでいるからだと指摘していた。
関係者は、26日の会合は「滞りなく」行われたが、まだ解決しなければならない細部の問題があると指摘。「現時点で(全項目では)合意に至っていない」としたが、「両社にそんなに大きな隔たりはなく、交渉が決裂することもないだろう」とした。
一方で、発表日の2月6日については「可能性に過ぎず、まだ日程は確定していない」とした。
最終合意には、26日の会合後に両社がそれぞれの取締役会で決める必要がある。
ルノーは電気自動車(EV)事業への日産からの投資を求めている。一方、日産は筆頭株主のルノーによる出資比率を約43%から引き下げ、23年続いたルノーと日産の連合をより対等な関係にすることを望んでいる。
ルノーは日産との協議について公式にコメントすることを一貫して控えており、日産の広報担当者も26日にコメントを控えた。
関係者の1人によると、両社は提携関係の再編に向けて製造や技術、インドを含めた一部地域での市場の深掘りといった5つの共同プロジェクトを発表すると見られる。
今後の提携関係の行方は両社だけでなく、ルノーと日産の連合に加わっている三菱自動車にも影響を与える
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