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概要:[ドバイ 31日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は、今年のサウジアラビアの経済成長予測を大幅に下方修正した。石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産に伴う石油生産の減少が背景。 今年の経済成長
[ドバイ 31日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は、今年のサウジアラビアの経済成長予測を大幅に下方修正した。石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産に伴う石油生産の減少が背景。
今年の経済成長予測は2.6%。昨年10月時点の予測から1.1%ポイント引き下げた。非石油部門は引き続き力強く成長する見通しという。
中東・中央アジアの今年の経済成長予測は3.2%。昨年の5.3%から減速する見通し。サウジ経済が予想以上に鈍化することが主因。
サウジの昨年の財政収支は、原油高などを背景に2013年以降初めて黒字に転換した。黒字幅は国内総生産(GDP)比2.6%になる見通し。
今年も財政黒字の計上が予想されているが、世界経済に対する懸念や不透明な石油需要の見通しに圧迫され、黒字幅は縮小する見通し。
サウジ政府が31日発表した昨年第4・四半期のGDP速報値は前年比5.4%増と、第3・四半期の8.8%増から伸びが鈍化した。非石油部門の活動が6.2%拡大した。
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