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概要:[フランクフルト 1日 ロイター] - ドイツのエネルギー大手エーオンのレオンハルト・バーンバウム最高経営責任者(CEO)は1日、ドイツはガス供給に大きな混乱を生じることなくこの冬を乗り切れるとの見通
[フランクフルト 1日 ロイター] - ドイツのエネルギー大手エーオンのレオンハルト・バーンバウム最高経営責任者(CEO)は1日、ドイツはガス供給に大きな混乱を生じることなくこの冬を乗り切れるとの見通しを示した。ただ、まだ安心できないとも述べ、各家庭で省エネ努力の強化が必要だと訴えた。
ドイツはロシア産ガスの供給停止を受けて昨年の夏と秋に数十億ユーロを投じてガスの購入を進めており、天然ガス貯蔵量は1月30日時点で容量の79.2%。
産業界と家庭によるガス消費削減も効果を上げ、貯蔵率はエネルギー規制当局が定める最低基準の40%を大幅に上回っている。40%を割り込むと供給がひっ迫する恐れがある。
バーンバウム氏は「現在の統計によると産業部門はエネルギー効率を上げる取り組みや減産により、この数カ月でガス消費を約20%削減している」とする一方、減産は長期的にドイツの雇用と財産を脅かすと警告。家庭によるこれまでのガス消費削減は10%にとどまっており不十分だとして、より一層の省エネを呼びかけた。
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