简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:[ムンバイ 6日 ロイター] - インド準備銀行(RBI、中央銀行)は8日に開く金融政策委員会(MPC)で政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げて6.50%にすると予想されている。これで利上げ
[ムンバイ 6日 ロイター] - インド準備銀行(RBI、中央銀行)は8日に開く金融政策委員会(MPC)で政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げて6.50%にすると予想されている。これで利上げは当面打ち止めとなり、金融政策運営はこれまでの引き締め効果を見極める局面に入る、というのがエコノミストの見方だ。
キャピタル・エコノミクスのシニア・インド・エコノミスト、シラン・シャー氏は「物価上昇率がピークを過ぎたのは明白で、内需は軟化の兆しを見せている以上、MPCは(8日の)25bp利上げを最後に現在の引き締めサイクルに終止符を打つと考えている」と述べた。
昨年12月の消費者物価指数(CPI)前年比上昇率は11月から鈍化し、食品価格高騰が和らいでいるおかげで、RBIの目標レンジの上限である6%を2カ月連続で下回った。
ICRAのチーフエコノミスト、アディティ・ナヤル氏は「今回の政策決定は様子見か最終的な25bp利上げか、極めてぎりぎりの判断になりそうだ」と説明した上で、2024年度第1・四半期(4-6月)の物価上昇率下振れ期待や、不均一な内需と不透明感がある外需を踏まえると、RBIが様子見を選ぶ機会になるのではないかとの見方を示した。
ロイターが1日の23/24年度政府予算案発表前に行った調査によると、市場関係者52人のうち40人はRBIが8日に25bp利上げを実施すると答え、12人は政策変更なしを見込んだ。
シタラマン財務相は予算案発表後のテレビ番組で、インフレの鈍化傾向によってRBIに同じペースで利上げを続けることを迫る圧力は和らぐはずだと語ったが、あくまで決めるのはMPCだと付け加えた。
その予算案について市場は借入額が予想より少なかった点を好感した半面、投資家の間からは年後半に民間企業からの設備投資のための資金需要が強まれば、国債の需要が落ち込むのではないかとの懸念も浮上した。
投資家はこうした点を念頭に置きつつ、RBIが今後の利上げ経路や流動性、政府の借り入れ計画運営に関してどのような言及をするかにも注目するとみられる。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。