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概要:(本文第3段落の「この価格改定については通期の業績に織り込んでいない」を「通期の業績に織り込み済み」に訂正します。) [東京 14日 ロイター] - アサヒグループホールディングスが14日に発表した
(本文第3段落の「この価格改定については通期の業績に織り込んでいない」を「通期の業績に織り込み済み」に訂正します。)
[東京 14日 ロイター] - アサヒグループホールディングスが14日に発表した23年12月期の連結事業利益(国際会計基準)見通しは、原料費上昇による負担増が重荷となり、前期比0.5%増の2450億円だった。IBESがまとめたアナリスト14人による市場予測平均値は2480億円だった。
売上高に当たる売上収益は同7.1%増の2兆6900億円を見込む。為替を含む原材料の上昇などによる影響は前期で850億円程度だったが、今期は1000億円程度を減益要因として業績予想に織り込んだ。
10月には傘下のアサヒビールが14年ぶりに家庭用ビールの値上げに踏み切った。アサヒGHDの勝木敦志社長は、10月の値上げによる影響ついて「市場で吸収が進んでおり、著しいマイナス影響は認知していない」と述べた。今年5月にはアサヒ飲料が「三ツ矢サイダー」「カルピス」なども値上げする。この価格改定については通期の業績に織り込み済み(訂正)。
同時に、傘下のアサヒビール社長にアサヒビールの松山一雄専務(62)を充てる人事も発表した。塩沢賢一社長は会長に就く。
(浦中美穂)
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