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概要:[マドリード 15日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのデコス・スペイン中銀総裁は15日、ユーロ圏のインフレ率はこれまでの想定よりも早く低下する可能性があるものの、これまでの物価上
[マドリード 15日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのデコス・スペイン中銀総裁は15日、ユーロ圏のインフレ率はこれまでの想定よりも早く低下する可能性があるものの、これまでの物価上昇と労働市場の逼迫が短期的に基調物価に上昇圧力を与え続ける可能性があるとの認識を示した。
スペイン中銀ウェブサイトに掲載された講演録で「ユーロ圏のインフレと一部の主要な決定要因に関する最近のデータはいくらか心強いものだが、全体的な状況はまだ注意が必要だ」と指摘した。
中国経済再開の影響、ユーロ圏経済の強靭性、ECB金融政策決定の伝達についても言及。「これら全ては3月理事会に向け進行中の全面的予測作業の一環として評価する必要がある」と語った。
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