简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:[ニューヨーク 14日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが対円で一時6週間ぶり高値を付けた。主要通貨バスケットに対して付けていた約2週間ぶりの安値からも戻した。14日発表された1月の米消費
[ニューヨーク 14日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが対円で一時6週間ぶり高値を付けた。主要通貨バスケットに対して付けていた約2週間ぶりの安値からも戻した。14日発表された1月の米消費者物価指数(CPI)を受け、ドルは一時全面安となったものの、米債利回りが上向くにつれ、ドルの地合いも改善した。
1月の米CPIは前年比伸び率が6.4%と、前月の6.5%から鈍化し、伸びは2021年10月以降で最小となったものの、市場予想の6.2%を上回り、金利が当面高水準にとどまるという市場の予測は変わらなかった。
前月比では0.5%上昇し、前月(0.1%上昇)から伸びが加速した。市場予想とは一致した。
バンク・オブ・アメリカのG10外為戦略グローバル責任者、アタナシオス・バンバキディス氏は「前月比は予想通りだが、前年比は予想を上回った。これにより米ドル高が維持されるはずだ」とし、「米インフレに粘着性があるのは明らかで、米連邦準備理事会(FRB)の政策軌道は維持されるだろう。ドル高は必ずしも勢いを増すわけではないものの、トレンドは続くとみている。今回のインフレ統計が示す全体像は、インフレが今年十分に低下しFRBが利下げに着手するとの市場の見解は楽観的すぎる」と述べた。
終盤の取引で、ドル/円は0.5%高の133.035円。一時、6週間ぶりの高値となる133.305円を付けた。
主要通貨に対するドル指数は横ばいの103.22。一時今月3日以来の安値となる102.50に沈む場面もあった。 ユーロ/ドルは0.1%高の1.0738ドル。CPI発表後には約2週間ぶりの高値となる1.0805ドルを付けていた。
ドルは対スイスフランでは0.2%高の0.9215フラン。
ウェルズ・ファーゴのマクロストラテジスト、エリック・ネルソン氏は「今回のCPIなどを踏まえると、ドルの売り継続は難しいだろう。短期的に比較的強い状態が続く」という見方を示した。
米金利先物市場ではCPI発表後、FRBが少なくともあと2回の追加利上げを実施し、金利が5─5.25%の水準に達するという見方を維持した。
ドル/円 NY終値 133.11/133.12
始値 132.23
高値 133.31
安値 131.53
ユーロ/ドル NY終値 1.0735/1.0739
始値 1.0754
高値 1.0804
安値 1.0708
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。