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概要:[東京 17日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は17日、議長国として近く開催する方向で調整している主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議について「(議題を含め)適切に判断したい」との考えを示した。
[東京 17日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は17日、議長国として近く開催する方向で調整している主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議について「(議題を含め)適切に判断したい」との考えを示した。閣議後会見で語った。
インドのベンガルールで23日に開幕する20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に先立ち、G7を開催するかどうかを問われ答えた。鈴木財務相は「開催される場合には、どういうものを議題にし議論するかを決めなければいけない」とし、G7各国との調整について「いま最終段階だが(調整しながら)決めていきたい」と述べた。
日銀トップの人事案については「構造的な賃上げを伴う経済成長と、物価安定目標の持続的・安定的な実現に向けて取り組む人方を念頭に、金融市場に与える影響などにも十分注意を払いつつ検討が行われた」と語った。
加えて「リーマンショック後には主要国、中央銀行トップとの緊密な連携や、内外の市場関係者に対する質の高い発信力、受信力が格段に重要になっているということも十分に考慮し、人選が進められてきた」と説明。「国際的にも著名な経済学者であり、理論、実務両面で金融分野に高い見識を有する植田和男氏が最適任であると内閣で判断され、提示されたものと考えている」とした。
政府・日銀の共同声明見直しに関しては「新しい日銀総裁が決まっていない現時点で、申し上げることは控えたい」と述べるにとどめた。
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