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概要:米リッチモンド連銀のバーキン総裁は8日、高過ぎるインフレ率を低下させるため、利上げを続ける必要があるとの考えを示した。今月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利上げ幅に関する意見は示さなかった。
労働市場は「信じ難いほど健全」な状態が続いている
今月会合での利上げ幅に関する意見は示さず
米リッチモンド連銀のバーキン総裁は8日、高過ぎるインフレ率を低下させるため、利上げを続ける必要があるとの考えを示した。今月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利上げ幅に関する意見は示さなかった。
バーキン氏はサウスカロライナ州コロンビアで労働市場に関して講演。その中で、「米金融当局はインフレ率を低下させるため、利上げとバランスシート縮小を通じて積極的に行動してきた」と発言。「一定の進展は見られたが、5.5%のインフレ率は当局の2%目標を引き続き大きく上回っている。これを受けて、金融当局はやるべき仕事がまだあることをこれまで明確に示している」と述べた。
労働市場は「信じ難いほど健全」な状態が続いているとし、高齢化といった構造的な変化は労働市場の逼迫(ひっぱく)が長期にわたって続くことを意味する可能性があると話した。
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