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米金融政策リスク分散、中国は選択肢－ブリッジウォーター共同ＣＩＯ
概要：ヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツのカレン・カーニオルタンブール共同最高投資責任者（ＣＩＯ）は、米金融当局が利上げを継続する中で投資家は米国外の機会に目を向けるべきだと述べた。
ヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツのカレン・カーニオルタンブール共同最高投資責任者（ＣＩＯ）は、米金融当局が利上げを継続する中で投資家は米国外の機会に目を向けるべきだと述べた。
カーニオルタンブール氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「購入可能なほぼ全ての資産との比較で」中国資産は有意な分散投資の対象になると主張。「間違いなく分散投資の役割を果たす。真剣に投資家は検討するべきだ」と続けた。
ただ、地政学的な緊張など、投資家は「リスク許容度を考慮する必要がある」とも語った。
ブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じるブリッジウォーターのカーニオルタンブール共同ＣＩＯ
Source: Bloomberg
投資家にとって持続的なインフレが問題でない地域の一つとして、日本も挙げた。
米国内については、債券投資をインフレ連動資産に移すべきだと呼び掛けた。利上げに関して「パウエル連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長に選択肢があるとは思わない。インフレが制御不能に陥る事態を容認することはできないだろう」と語った。
カーニオルタンブール氏は先月、ブリッジウォーターで３人目の共同ＣＩＯに指名された。
原題：Bridgewaters Karniol-Tambour Sees Risks, Rewards in China（抜粋）
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