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概要:シリコンバレー銀行(SVB)破綻からの感染リスクを防ぐ米当局の取り組みで安全資産需要が後退し、10年物米国債利回りは4%に向けて再び上昇する可能性がある。
2023年3月13日 13:43 JST
「ボラティリティーが高止まりすることだけは確かだ」-RBC
2年物利回りも5%に再上昇の可能性-三菱UFJモルガンS証券
シリコンバレー銀行(SVB)破綻からの感染リスクを防ぐ米当局の取り組みで安全資産需要が後退し、10年物米国債利回りは4%に向けて再び上昇する可能性がある。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券とRBCキャピタル・マーケッツがこのような見方を示した。米当局がSVBの預金を保証したことで、米国債は2日間としては新型コロナウイルス禍初期以降で最大の上げを失う可能性があると両社はみている。14日発表の米消費者物価指数(CPI)上昇率が予想を上回れば、米国債の売り圧力はさらに高まる可能性がある。
米国債、2年債利回り21bp低下-SVB破綻で利上げ見通し後退
RBCのストラテジスト、アルビン・タン氏(シンガポール在勤)は「銀行セクターへの懸念が後退し、米CPIデータが上振れすれば、週内の4%はあり得る」と米10年債利回りについて語った。「ボラティリティーが高止まりすることだけは確かだ」と付け加えた。
SVBの危機を受けて10年債利回りは9、10両日で約30ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し3.70%となった。13日は3.66-3.76%のレンジで推移している。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のシニア債券ストラテジスト井上健太氏は、米当局が不測の事態を防ぐために迅速に大胆な措置を取ったことを指摘。SVB破綻はシステミックリスクにはならず金融危機にはつながらないと投資家が考え、2年債利回りも5%に戻るかもしれないとの見方を示した。
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