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概要:[ソウル 12日 ロイター] - 韓国の大手芸能事務所SMエンターテインメントの経営権を巡る争いで、男性音楽グループ「BTS(防弾少年団)」の所属事務所HYBE(ハイブ)は12日、SM買収計画を白紙撤
[ソウル 12日 ロイター] - 韓国の大手芸能事務所SMエンターテインメントの経営権を巡る争いで、男性音楽グループ「BTS(防弾少年団)」の所属事務所HYBE(ハイブ)は12日、SM買収計画を白紙撤回すると発表した。
SMを巡ってはネット大手のカカオとハイブがこの数週間、買収合戦を繰り広げていた。ハイブの買収計画撤回でカカオはエンターテインメント事業の一層の拡大が可能になる。
ハイブは買収合戦が過熱し、SMの買収価格が適正な範囲を超えたため買収計画の停止を決めたと説明した。
SMを巡っては、ハイブが1株当たり12万ウォンでSMの25%株式を取得する買収計画を提示したが、株主の反応は鈍かった。これに対してカカオが先週、1株当たり15万ウォン、総額1兆2500億ウォン(9億4680万ドル)でSMの最大35%株式を取得するTOB(株式公開買い付け)に乗り出していた。
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