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概要:13日の米短期金利市場の変動は、2008年の金融危機や米同時多発テロに見舞われた時期を含め過去40年に見られたのとは異なった。
2年債利回りは4%割り込む、一時65bp低下の3.935%
銀行破綻で金融政策の方向性を根本的に見直す動き、利下げも想定
2年債利回りの低下は3営業日連続。この間の低下幅は1ポイントを超えた。米規制当局が12日夜に預金保護策を発表した後も、米銀行株離れが続き、米国債の需要は全ての年限で急増した。
連邦公開市場委員会(FOMC)会合日程に関連するスワップ取引を見ると、先週時点では来週の会合で0.5ポイント利上げが有力視されていたが、その後、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標が現在の4.5-4.75%のレンジから引き上げられるとの見方は大きく後退。3月の会合で利上げが行われる確率は5割未満と示唆されており、市場はこのサイクルのピークが現在よりせいぜい0.25ポイント高い水準にとどまるとみている。
一方、それ以外の年内会合に関連する先物からは、政策金利が5月にピークを付け、その後年末までにほぼ1ポイント引き下げられる可能性が示されている。
TDセキュリティーズの金利戦略グローバル責任者プリヤ・ミスラ氏は「米金融当局は金融状況を引き締めたい考えだったが、無秩序な形は望んでいなかった。このため何回かの利上げが織り込まれなくなったのは理にかなう」と述べた。
ミスラ氏は一方で、インフレ高進が続いているため、利下げを想定するのは難しいと指摘した。14日には、主要なインフレ指標である2月の消費者物価指数(CPI)が発表される予定。
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