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概要:米シリコンバレー銀行(SVB)の破綻を受けてニューヨークや東京など世界各地の投資家が銀行へのエクスポージャーを減らし、世界の金融株はこれまでに4650億ドル(約62兆2000億円)の時価総額を失った。
2023年3月14日 12:36 JST
MSCIアジア太平洋金融株指数、一時は昨年11月29日以来の安値
14日の日本市場での金融株の動き、行き過ぎとの指摘も
米シリコンバレー銀行(SVB)の破綻を受けてニューヨークや東京など世界各地の投資家が銀行へのエクスポージャーを減らし、世界の金融株はこれまでに4650億ドル(約62兆2000億円)の時価総額を失った。
銀行株売りは14日のアジア市場でも続き、MSCIアジア太平洋金融株指数は一時2.7%安と、昨年11月29日以来の安値を付けた。
三菱UFJフィナンシャル・グループは一時8.3%安。韓国のハナ・フィナンシャル・グループは4.7%下げ、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は2.8%安となった。
米政府の救済策がSVBに続く銀行破綻を防げるかどうかへの疑問から13日に米銀株は急落していた。
MSCIワールド金融株指数とMSCI新興市場金融株指数を合わせた時価総額は3営業日で4650億ドル減少した。
北アジアの大手銀行がSVBの影響で預金流出に見舞われるリスクは小さいとブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、フランシス・チャン氏はリポートで指摘しているが、債券その他の金融資産への大規模投資を介して影響を受ける可能性はある。
2年物米国債利回りは13日に1980年代以来の大幅低下となった。モーニングスターのアナリスト、マイケル・マクダッド氏は「米経済のハードランディングと米連邦準備制度が政策を反転させる確率を見極めなければならない。そうしたことが起こらなければ、14日の日本市場での金融株の動きは行き過ぎだと思われる」と分析した。
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