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概要:[マニラ 20日 ロイター] - フィリピンのジョクノ財務相は20日、同国中央銀行が今週の理事会で利上げ幅を25ベーシスポイント(bp)に縮小するか利上げを見送る可能性があるとの見方を示した。 国際銀
[マニラ 20日 ロイター] - フィリピンのジョクノ財務相は20日、同国中央銀行が今週の理事会で利上げ幅を25ベーシスポイント(bp)に縮小するか利上げを見送る可能性があるとの見方を示した。
国際銀行システムを巡る不透明感が背景。同相は外国人記者が主催したフォーラムで「フィリピンには影響はほとんど波及していない。各国中銀が利上げを抑制する可能性が高く、実際にはプラスの要因になり得る」と発言。
「今の選択肢は利上げ見送りか25bp利上げだ」とした上で、自身は7人いる理事会メンバーの一人に過ぎず、採決で覆される可能性もあると述べた。
国内インフレ率が第3・四半期末にかけて4%前後に低下するとの見方も示した。
中銀が銀行の預金準備率(現行12%)を年内に一桁に引き下げても驚きではないと指摘した。
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