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概要:[東京 31日 ロイター] - 政府が31日に発表した2月の雇用関連指標は、完全失業率(季節調整値)が2.6%と前月から0.2ポイント上昇し5カ月ぶりに悪化した。自己都合による離職が増えた。有効求人倍
[東京 31日 ロイター] - 政府が31日に発表した2月の雇用関連指標は、完全失業率(季節調整値)が2.6%と前月から0.2ポイント上昇し5カ月ぶりに悪化した。自己都合による離職が増えた。有効求人倍率は1.34倍と前月から0.01ポイント低下し、2カ月連続の低下となった。
完全失業率はロイターの事前予測調査では2.4%と予想されていた。就業者数(季節調整値)が前月に比べて30万人減少した一方、完全失業者数(同)が13万人増加した。
有効求人倍率は1.36倍と予想されていた。有効求人数(季節調整値)の伸びに比べ、有効求職者数(同)の伸びが大きかったことで倍率が低下した。担当者によると、求人数が高いレベルを維持する一方、景気の持ち直しや賃上げによる労働環境の期待感から求職者の活動も活発化しているという。
2月の新規求人数(原数値)は前年同月比10.4%増加。産業別では「宿泊業、飲食サービス業」が同37.2%増と大きく伸びた。このほか「教育、学習支援業」が同23.7%増、「卸売業、小売業」が同11.1%増、「医療、福祉」が10.3%増となった。
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