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概要:[東京 31日 ロイター] - 総務省が31日に発表した3月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は104.0と、前年同月比3.2%上昇した。政府のエネルギー価格抑制策の影響で伸び率
[東京 31日 ロイター] - 総務省が31日に発表した3月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は104.0と、前年同月比3.2%上昇した。政府のエネルギー価格抑制策の影響で伸び率は2カ月連続で縮小。ただ、生鮮食品を除く食料が高い伸び率となり、指数を下支えした。
ロイターがまとめた民間予測は同3.1%上昇だった。
エネルギー価格は0.3%上昇となり、前月の5.3%上昇から伸び率が大きく鈍化した。2021年6月以来の低い伸び率。電気代は6.0%下落、都市ガス代は12.3%上昇。補助金や市況安の影響でガソリンは3.5%下落した。
生鮮食品を除く食料は8.1%上昇で1976年8月以来の伸び率。値上げの影響でせんべいが8.5%上昇した。
22年度平均のコアCPIは前年度比2.9%上昇で、1989年度以来の伸び率。消費税の影響を除くと82年度以来の伸び率となった。
(和田崇彦)
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