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概要:[チューリヒ 3日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のシュレーゲル副総裁は、インフレ率を下げるためあらゆる手段を講じるとし、一段の利上げや外貨売却も視野に入れていると語った。3日放送のSRF
[チューリヒ 3日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のシュレーゲル副総裁は、インフレ率を下げるためあらゆる手段を講じるとし、一段の利上げや外貨売却も視野に入れていると語った。3日放送のSRFのインタビューで述べた。
「われわれの使命は明確で、それは物価の安定だ」と強調。「インフレ率を0─2%の目標に戻すためできる限りのことをする」とした。
燃料費の大幅下落を背景に、スイスのインフレ率は3月は2.9%に鈍化したものの、中銀目標は大きく上回っており、追加利上げが予想されている。中銀は先月、政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げて1.5%とし、4回連続の利上げに踏み切った。
エコノミストは6月の追加利上げ予想するが、シュレーゲル氏も否定しなかった。「われわれのインフレ予測は昨年12月よりも高くなっている。つまり必要であれば利上げを続けるということだ」と語った。
また「前回会合で、フラン押し上げのため外貨売却の用意があるとはっきり言った。相場を注視し、必要であれば介入する」と表明した。
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