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概要:[エルサレム 3日 ロイター] - イスラエル中央銀行は3日、政策金利を0.25%ポイント引き上げ4.5%とした。利上げは9会合連続で、金利水準は2007年以来の高水準。中銀は昨年4月からインフレ抑制
[エルサレム 3日 ロイター] - イスラエル中央銀行は3日、政策金利を0.25%ポイント引き上げ4.5%とした。利上げは9会合連続で、金利水準は2007年以来の高水準。中銀は昨年4月からインフレ抑制に向け積極的な利上げを実施しているが、市場では引き締めサイクルは終わりに近づいているとの見方が出ている。
中銀は声明で「多くの指標に若干の緩みが見られるものの、経済活動は高水準にあり、労働市場は引き締まっている」とした。
ロイターが実施した調査では、エコノミスト12人のうち11人が0.25%の利上げ、1人が0.50%の利上げを予想していた。
イスラエルの2月のインフレ率は5.2%。14年ぶりの高水準だった1月の5.4%からやや鈍化したものの、政府が目標とする1─3%はなお大きく上回っている。
中銀は来年のインフレ率は3.4%になると予想。前回見通しの3%から引き上げた。経済成長率見通しについては、23年は2.5%と前回予想の2.8%から下方修正。24年は3.5%と、これまでの見通しを維持した。
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